令和6年12月3日(火)
神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 西垣 千春 教授をお迎えして、
ひがしなだ地域福祉講演会「みんなの未来を変えるために 生活困窮・孤立を考える」
“こどもや若者の未来をつなぐ!!「ひとりぼっちにさせない」地域づくりを目指して“をテーマとして、開催しました。
講演会は2部構成で開催しました。
第1部では西垣教授より「学生の実情からみえた孤立・生活困窮の実態」について、ご講演いただきました。
学生や若者を取り巻く状況や、学内における学生総合相談窓口「学生の未来センター」の設立経緯や現状、そして生活困窮者の研究からみえた若者支援の必要性について幅広くご説明いただき、参加者からは学生の実情を知る機会になり、「困難な中でも学生が頑張っている姿がイメージできた」との感想が寄せられました。
また第2部では、認定NPO法人ケアット つながり食堂の岡本 有加 氏、林 まや 氏から「ひとり親世帯及び子育て世帯の生活困窮や孤立について」活動を報告していただきました。
日々の創意工夫がされた取り組みや、今後の課題などをご説明いただき、地域の方からは「身近な地域活動について知ることができて大変良かった」とのお声をいただきました。
そして当会からは、地域福祉ネットワーカーが「生活困窮者支援の実態」として日々の活動内容や相談支援状況を報告し、東灘区生活支援課 くらし支援係からは、「生活困窮者自立支援法」に基づくさまざまな支援施策の説明をおこなっていただきました。
当日は区内のさまざまな支援者、支援機関の皆さまに多数ご参加をいただきまして本当にありがとうございました。
これからも「ひとりぼっちにさせない」地域づくりについて、皆さまと共に考えていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。