令和7年3月5日(水)
当協議会が事務局を担う、神戸市社会福祉法人連絡協議会(ほっとかへんネット東灘)の第2回 全体会 研修が開催されました。
ほっとかへんネット東灘とは、東灘区において高齢、障害、保育、児童、養護等の福祉施設を運営する社会福祉法人の連絡協議会です。それぞれの専門職が集まり、分野を越えたネットワークを活かして地域福祉活動に取り組んでいます。
今年度 第2回目の研修は、7名の実行委員会を組織し、職種を越えるネットワークを活かした「地域公益活動」の発展を目指して、「複雑化・複合化する支援ニーズをほっとかへん!!」“分野を越えてゆる~くつながり、支援の「のりしろ」をひろげてみよう“をテーマに取り組みました。
第1部 基調講演の講師は、LOCALISM LAB.(ローカリズム・ラボ)代表 井岡 仁志 氏をお招きして、「地域を基盤とした包括的な支援体制の整備」をテーマにご講演いただきました。
なぜ支援ニーズが複雑化・複合化しているのか?という社会的背景から、社会福祉の施策を通して多機関で支援に取り組むことの必要性、また、各々の役割を越えて連携する方法についてわかりやすくご説明いただきました。多くの参加者から、「とてもわかりやすかった。」との感想が寄せられました。
第2部は、ご講義で学んだことを基に「生活困窮者支援」をテーマとしてグループワークをおこないました。同じ地域の中で困っている世帯をほっとけない!!そんな熱い思いをもった多種の専門職による活発な意見交換がおこなわれました。
和やかな雰囲気の中で、こんなお手伝いならできそう!こんな連携ができたらいいのに!など、あったらいいな、できたらいいな♪と思うアイデアがたくさん集まり、その実現に向けて、更につながりを強めていきたいと決意を新たにする機会となりました。
引き続き、令和7年度のほっとかへんネット東灘の活動にご協力をよろしくお願いいたします。