4月18日に魚崎南町7丁目エリアで行われた「気になる高齢者への声かけ体験」(主催:うおみな♡ハートネット※)に参加しました。
※うおみな♡ハートネット…認知症の方やその家族を始め、誰もが住み慣れた地域で安心して生活できるまちをみんなでつくろう!という思いに賛同された、各種地域団体の方や、介護経験のある方、魚崎にある介護サービス事業所の方、魚崎南部あんしんすこやかセンター等が一緒に実行委員として活動しています。
認知症に限らず、困っている方に出会ったとき「どう声をかけたらいいのだろう?」と悩んだり、戸惑ったことはありませんか?そんなときにそっと手助けできる方がたくさんいるまちを目指して「気になる高齢者への声かけ体験」を開催されています。
声かけ体験を始める前に、地域の方々による「いつの間にか家族が徘徊してしまった事例」の寸劇がありました。東灘警察署からも「行方不明・道に迷ってしまった高齢者についての通報は、迷わずすぐ連絡してほしい」とのことでした。
また、魚崎地域内の認定こども園の園児たちによる応援歌もあり、可愛く元気な歌声に激励され、いざ声かけ体験開始です!
「こんにちは~ お散歩ですか~?」
高齢者役の方が不安にならないような寄り添った声かけから始め、同じ目線になってお話します。
「銀行に行きたいんやけど、いつも通る道と景色が違ってみえて…」と高齢者役の方がSOSを発信すると、「銀行まで一緒に行く?」と優しく声をかけ、一緒にゆっくり銀行へ向かいます。
どこかへ繋げるにしても情報がうまく聞き出せない場合はあんしんすこやかセンター職員が「持ち物の中に名前や住所が載っているものが入っているかも?」とヒントを出しながらうまく関係機関(あんしんすこやかセンターや警察など)に繋げるように促し、スムーズに声かけをされていました。
声かけ体験を通して、実際に自分のまちで困っている方を見かけたときに一歩踏み出す勇気づけになったのではないでしょうか。
魚崎南部あんしんすこやかセンターでは、地域住民や専門職などが連携し、網の目のように地域での見守りの目から漏れないような仕組みづくりに力を入れておられます!
今後もたくさんの見守りの目が増えていくよう区社協も引き続き支援していきます!