2月19日(月)特定非営利活動法人「にじのかけはし」が運営する肢体障がい児のための放課後ディサービス「なないろ」におじゃましました。
みなさんは「スヌーズレン」ってご存じですか?
「スヌーズレン」という言葉は、オランダ語の「くんくん匂いをかぐ」と「うとうとする、くつろぎ」という2つの言葉をあわせた造語です。
「スヌーズレン」は、心地よい空間で感覚刺激(光、音楽、触感、香りなど)に触れ心身の緊張をほぐすリラクゼーション効果が期待されており、特に障害を持っている方々には効果が大きいと言われています。
ただ、スヌーズレンの導入に当たっては、法人の費用だけでは購入が難しいというお話をお伺いし、区内の企業、個人様より東灘区善意銀行に障がい児(者)のために活用してほしいとお預かりしました預託金を活用し、購入が実現しました。
この日は、小学生から高校生までの子どもたち三人がスヌーズレンのプログラムを体験。
幻想的で天の川のようにキラキラと光り輝く空間の中、優しいアロマの香りと大自然の音をBGMに、各自の方法で自分のリラックス時間を楽しんでいました。
意思疎通が難しい児童もいます。職員の方々は、日々子どもたちがリラックスして楽しめることは何かを模索されています。
ある睡眠障害がある児童。
スヌーズレンのキラキラに魅了されている様子を見て「この子はこんなに光が大好きなんだ」と新しい発見に嬉しくなったとのことでした。
自分の納得がいくまで光で遊び、楽しみ、徐々に夢の世界へと吸い込まれていく姿を目の当たりにし、リラックス、癒し効果を実感しました。
スヌーズレン効果は、障がい児(者)だけではなく、あらゆる世代の心の癒し効果があることも体感してきました!