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2024/11/21

「外出ボランティア講座~寄り添う気持ちが誰かの一歩につながる!~」<全2日間>閉講しました!

第1日目10/21(月)14時より、東灘区役所3階31.32会議室にて、外出ボランティア講座~寄り添う気持ちが誰かの一歩につながる!~のテーマで、mottoひょうご主宰の栗木 剛氏をお招きしてご講義いただきました。

 

外出支援を受ける側と外出支援をする側、それぞれの立場からのお話しがあり、

まず、家族の在り方が多様化していき、近隣事情や困りごとについては、それぞれの家族によっていろんな内容があるので、「お互い様」ではなくなっている時代の背景があることを踏まえました。

外出支援を受ける側は、高齢者・障害者の方々だけではなく、「いつ自分が外出する不安を抱える状態になるか」を意識して、将来の我が事と考えることが大事です。

もし自分が、外出する不安を抱える状態になった時は、周りの誰かに「助けて」と言える勇気を持ってほしいということです。

外出支援をする側は、外出ボランティア活動の心得として、ただ連れていくだけでなく、コミュニケーションをとりながら、さまざまな情報をその方に伝えイメージしていただくよう、情報共有することが大事です。

誰かに「助けて」を言えない人が地域には潜在的にいるので、ボランティアの方が楽しくしている姿を見て「この人になら相談してみようか」と思ってもらえる雰囲気を出して、スピーカーになってほしい、また、外出ボランティア活動することは、自身の介護予防にもなるとのお話しでした。

 

次に、先輩ボランティアのお二人からは、

・これまでに経験したことのない新鮮な発見や人との出会いが自分の励みになっている。

・初めての外出支援をした自分を温かく受け入れてくれ、居心地の良い雰囲気に活動を続けられている。

・経験したことのない活動に対して、すぐに断らず、「まずやってみようかな」と、スタート地点に立ち、そのタイミングやご縁を前向きな気持ちで捉える。

など、お二人の外出支援ボランティアへの日頃の想いや姿勢などをお話しいただきました。

 

受講生の皆さんは、地域で暮らす際の、お互い様に生きるポイントを学ばれたのではないでしょうか。

 

第2日目10/29(火)車いす・アイマスクレクチャーにつづく

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