7/28(金)東灘区役所を会場に、日ごろ、施設や地域・電話等で、ボランティア活動としてお話し相手をしている方を対象に、相手の方の想いをしっかりと聴き、受け止められるようにと、きき上手ステップアップ講座~傾聴ボランティア~を開催したところ17名の方に参加いただきました。
講師は、関西学院大学教授 川島 惠美氏をお招きしてご講義いただきました。
活動をされている方に、今一度「きく」ということについて、意識をもっていただく講義内容でした。
3つの「きく」(「訊く」「聞く」「聴く」)があり、「傾聴」というと、「聴く」がウエイトを占めると思いがちですが、「聞く」ができているかを意識することが大切であること。
また、自分のものの見方・とらえ方の特徴を知ることで、他者を知ることができる。しかし理解することは難しく、だからこそ理解しようとする姿勢が大切であること。
人は、何をしゃべろうかと言葉を意識しがちだが、表情や立ち居振る舞い等、どのようにしゃべるかという言葉以外のところに影響を大きく受けていることなど、いくつかのポイントをわかりやすくお話しいただきました。
講義を受けた参加者の方々は、川島先生の言葉に励まされて、日ごろの悩みを解消し、そして「きく」意識を高めていただきました。