東灘区には、現在約37のこどもの居場所があります。しかし、団体同士の交流は少なく、参加者はどれくらい来ているの?食材の調達はどうしているの?連携している企業はあるの?など、運営上の様々な疑問や課題を抱えているというお声を聞きます。そこで、東灘区社協では、区内のこどもの居場所団体を対象とし、顔の見える関係づくりを目的に、講演会・交流会を実施しています。さらに今回は、参加団体の方から希望をお聞きし、訪問したいこどもの居場所への見学会を行いました。
訪問先は、浜石屋自治会館で毎月第1・3土曜日に実施している「ポレポレKOBE」さんで、訪問者は、渦森会館で毎月第3火・土曜日に実施している「ひなたぼっこ」さんです。
ポレポレKOBEさんでは、中高生のスタッフが参加者へ工作「モールドール」を教えており、みんなで作成しました。悪戦苦闘しながら、形作りをし、はさみで毛並みを整える細かい作業がありましたが、できあがったものを見せあったり、写真を撮ったりと楽しい時間を過ごしました。その後は、目の前の敷地内の桜が咲いていたことから、桜を見ながら食事をとりました。参加者は乳幼児親子、小学生、高齢者など様々な世代の方が参加されていました。
「ひなたぼっこ」の代表の方は、運営の方法や連携先の情報など熱心に聞いておられました。お話をお聞きするうちに新たなアイデアが浮かんだようで、今後実現がとても楽しみです。
引き続き、東灘区では、こどもの居場所団体の皆様が多くの方と連携できるようお手伝いをさせていただきます。また、これからこどもの居場所の立ち上げをお考えの方も、見学会等を提案させていただきますので、ぜひ、お問い合わせください。
今回ご協力いただきましたポレポレKOBEの皆様、ありがとうございました。
東灘区社会福祉協議会 こどもの居場所担当 078-841-4131