3/7(金)に東灘区文化センターにて、区内でボランティア活動や地域活動等をおこなう方々を対象に「ボランティアのつどい~災害時の地域力を高めよう~」を開催しました。
第1部に「災害に備え、わたしたちにできること」と題し、園崎 秀治 氏にご講演いただきました。全国各地の災害支援にかかわってこられた中で、災害時、外部の力をうまく活用するためにも地域の「受援力」の大切さや、普段から様々な関係機関と顔の見える関係づくりをおこなっていく大切さなどを学ぶことができました。参加者からも「自助・共助の大切さを痛感した」「コミュニティマッチングができる地域を今後の目標にしたい」等と参加者にとっても今後の地域活動をおこなっていく上で、学びの多い貴重な時間となりました。
第2部では、芦屋市と連携し、阪神淡路大震災30年記念番組制作プロジェクトを実施されておられる甲南女子大学の学生2名の方々より活動発表いただきました。そのプロジェクトでは、阪神淡路大震災を経験していない世代である大学生が、震災を経験された方々へインタビューされたり、また実際に能登半島地震のあった被災地へ出向き、被災者の方々と関わる中で感じたことを次の世代(小学生など)へ繋ぐ活動をされておられます。
発表を聞いた参加者からは「とても力をもらった!」「実際に現場へ出向き、素晴らしい活動をされていて感心しました」と若い世代の元気いっぱいの活動発表を聞き、心あたたまる時間となりました。
最後のグループワークでは、「災害に備え、日頃からできること、また災害時に私たちにできること」について話合いました。各家庭内での備え(防災グッズ・食料等の備蓄)であったり、気軽に挨拶できるご近所関係づくり、地域行事等を通じたコミュニティを強化していきたいなどのさまざまなご意見が挙がりました。
社会福祉協議会としても今後も引き続き、地域活動の活性や地域でのつながりづくりを支援していきたいと思います!